低血圧で倒れることはある?対処法は?
満員電車や満員バスなど立っているときに急に倒れてしまったことはないですか?
急に倒れる原因の一つに低血圧があります。
- 立ち上がってすぐに倒れる場合
- 立ち上がって数分くらいして倒れる場合
の2種類あります。
立ち上がってすぐに倒れる場合を『起立直後性低血圧』といい
立ち上がって数分して倒れる場合を『起立性低血圧』といいます。
起立直後性低血圧とは
立ち上がった瞬間、急激に血圧が下がることで起こることをいいます。
起立性低血圧とは何か?についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒起立性低血圧とはどんな病気なの?
起立性低血圧の対処法についてはこちらをご覧ください。
⇒起立性低血圧 対処法
低血圧で倒れることがある方へ
低血圧で倒れる原因の一つに足の筋肉が落ちていることが挙げられます。
足の筋肉がついていると、
足にたまった血液を心臓に戻しやすくなり起立性低血圧を防ぐことが出来ます。
だから毎日ウォーキングなど軽い運動でかまいませんので
足の筋肉をつけるように心がけましょう。
低血圧の方は急激な体の変化についていけないことが多いです。
座っている状態と立っている状態では足にたまった血液を心臓に送る力がまったく違います。
重力が関係するので座っている状態の方が立っている状態より
血液を戻す力が弱くてすみます。
つまり急激に立ち上がってしまうと
足元の血液を心臓に戻す力が不足してしまうために低血圧を起こすのです。
ちなみに血圧は心臓から全身に送る血液量に等しいです。
だから足元の血液が心臓に戻らないと
心臓から全身に送る血液量が減るので血圧が下がるのです。
したがって、立ち上がるときには30秒くらいかけましょう。
ゆっくり立ち上がることで体も順応して
足元の血液を心臓に戻すのに血圧を上げるので
目の前が真っ暗になって倒れる可能性が下がります。
一般的な方は1日10gの塩分摂取が推奨されています。
低血圧の方は1日12〜13gくらいの塩分を摂取しましょう。
ちなみに濃い口しょうゆ大さじ1杯で塩分2.6gです。
以上が低血圧で倒れる原因と対処法でした。
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