アルドステロン症の原因は?
ここではアルドステロン症の原因について解説します。
そもそもアルドステロン症は高血圧の原因です。
高血圧には
- 本態性高血圧
- 二次性高血圧
があります。
本態性高血圧はすべての高血圧症の患者さんの約9割が該当し
二次性高血圧は残りの1割が該当します。
そして二次性高血圧に
- アルドステロン症
- その他の二次性高血圧症
などがあります。
アルドステロン症はアルドステロンという副腎から分泌されるホルモンが
異常に多く分泌される病気です。
そしてアルドステロン症が起こる原因は副腎の腫瘍です。
副腎は腎臓の横にくっついている非常に小さな臓器です。
どれくらいの大きさか?というと約3pくらいです。
副腎はそんなに小さい臓器ですが、
- 性に関するホルモン
- ストレスホルモン(コルチゾル)
- アドレナリン
- アルドステロン
などのホルモンが分泌されます。
そして副腎に腫瘍ができると、
アルドステロンなどの副腎から分泌されるホルモンの量が異常に多くなるわけです。
アルドステロンは血圧を上げる作用があるため
アルドステロン症を起こすと高血圧を起こすわけです。
さらにアルドステロンが過剰に分泌されると動脈硬化の原因になるとも言われています。
動脈硬化は将来
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
の原因になります。
最後にまとめますとアルドステロン症の原因は副腎腫瘍です。
こちらも参考に!⇒急な高血圧の原因に何が考えられる?
アルドステロン症について詳しく解説された書籍です
⇒原発性アルドステロン症診療マニュアル改訂第2版 [ 成瀬光栄 ]
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