高血圧と運動の関係とは?
「高血圧の改善に運動がおすすめです」と言われることがあります。
この記事では高血圧と運動の関係について解説します。
高血圧に運動は?関係について解説します
まず運動をすると交感神経が働き、血管が収縮し血圧があがります。
「じゃ、高血圧だと運動してはいけないのでは?」と思われたかもしれません。
そう思われた方、ちょっと待ってください。運動をすると確かに血圧は上がります。
運動をすると「ハァハァ」と息が上がってきますね。
全身で酸素を必要としているためです。
酸素は赤血球という血液の一種と一緒に移動して全身に送られます。
運動をしてたくさんの酸素が必要になると
血管は拡張して、少しでも血液の流れをよくしようとします。
血圧は
- 血管が収縮すると血圧が上がる
- 血管が拡張すると血圧は下がる
のです。
したがって、運動をすると最終的には血管が拡張し血圧は下がります。
これが運動と高血圧の関係性です。
ただ、重度の高血圧の方は運動はやめましょう。
具体的には上の血圧が180mmHg以上で下の血圧が105mmHg以上の方です。
ご心配な方は主治医の先生に「運動しても大丈夫ですか?」と聞くようにしましょう。
あと、高血圧の方が運動するなら
運動をする前と後にスポーツドリンクを飲みましょう。
体がポカポカして汗をかいた方が
より血管が拡張して血圧が下がりやすくなりますから。
おすすめの運動はウォーキングや軽いジョギングです。
運動は毎日続けることが大切です。
つらくない程度に楽しんで運動するようにしましょう。
「高血圧と運動の関係とは?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
関連ページ
- 高血圧で運動が禁忌ってどんな場合?
- 高血圧で運動が禁忌ってどんな場合でしょうか?わかりやすく解説しました。
- 高血圧改善のための運動なら時間帯はいつがいい?
- 高血圧改善のための運動なら時間帯はいつがよいでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 高血圧の方!運動が危険な2つの場合をご存知ですか?
- 高血圧の方へ、運動が危険な2つの場合をご存知でしょうか?わかりやすく解説しました。
- 糖尿病で高血圧の方は運動した方がよいの?
- 糖尿病で高血圧の方は運動した方がよいのでしょうか?わかりやすく解説しました。