妊娠の血圧が低い状態になる原因は?
妊娠中の女性には不安がつきものです。
たとえば妊娠中に風邪をひいて40℃の高熱がでて
下痢や嘔吐がひどくて倒れそうでもお薬を飲むのをためらってしまいます。
お腹の赤ちゃんにお薬に副作用が出て手足のない赤ちゃんが生まれてきたリ
流産してしまう危険性があるからです。
他にも妊婦さんには不安材料があります。
たとえば血圧が低い状態になることがあります。
普段の血圧は正常なのに妊娠したら血圧が異常に低い状態になることがあるんです。
妊婦さんの多くが血圧が低い状態を経験します。
なぜ妊娠すると血圧が低い状態になるのでしょうか。
妊婦になると血圧が低い状態になる理由とは?
まず大前提ですが
妊娠初期・中期・後期で血圧が低い状態になる原因は違います。
妊娠初期には、つわりなど辛い症状が続くんです。
水分すら取れないことがあります。
軽い脱水状態になると血圧が低下することがあります。
血圧って簡単にいうと、心臓から出ていく血液の量で決まるんです。
たとえば心臓から出ていく血液の量が少ないと血圧は低くなります。
逆に心臓から出ていく血液の量が多いと血圧は高くなります。
血液の大半は水分でできています。
妊娠初期につわりや食欲不振で脱水状態になると血液量も減ります。
だから心臓から出ていく血液量も減り血圧が下がるんです。
妊娠中期から後期になると、赤ちゃんの成長に従い、
お母さんのお腹も大きくなります。
仰向けに寝ると、お腹の中の赤ちゃんがお母さんの血管を抑えつけてしまうんです。
すると、血液の流れが悪くなるため急激に血圧が下がります。
先ほども申しましたが血圧は心臓から出ていく血液量です。
だから血管が赤ちゃんで抑えられて心臓に戻る血液量が減ると
心臓から出ていく血液量も減ります。
心臓から出す血液が戻ってこないわけですから。
したがって妊娠中期から後期はお腹の赤ちゃんが大きくなり
血管が圧迫されるために血圧が低い状態になるんです。
もし上向きに寝て気が遠くなる感じがすれば、
すぐに左側を下にして横になると楽になります。
お腹の赤ちゃんがお腹の血管を圧迫する度合いが減るからです。
こちらも参考に!⇒女性に多い低血圧を改善する3つの方法
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