高血圧の薬とかんきつ類の関係とは?
高血圧の薬とかんきつ類の関係について解説します。
高血圧の薬の一部にかんきつ類のフルーツと相性が悪いものがあります。
かんきつ類の中でも特にグレープフルーツです。
高血圧の薬の中でもカルシウム拮抗薬は特に影響を受けやすい薬です。
カルシウム拮抗薬を処方されている方は薬剤師から
「一緒にグレープフルーツを食べないように」という指示を受けます。
高血圧の薬とかんきつ類の関係とは
カルシウム拮抗薬とグレープフルーツとはどんな関係があるのでしょうか。
グレープフルーツは亜熱帯地方で作られ柑橘類ですが、枝にブドウのように
房状にたわわに実るジューシーな果物です。
ビタミンCが豊富ですがカリウムも豊富に含まれています。
このカリウムに問題があります。
カリウム自体に降圧作用があるのです。
そのため高血圧の薬と同時にとると血圧が下がる作用が過剰になってしまいます。
またグレープフルーツには薬の分解を邪魔する成分が多く含まれています。
一緒に服用すると薬が分解されずに血液中に薬の成分が過剰になりすぎます。
降圧作用がより増してしまいます。
すると身体に以下のような異常がでることがあります。
血圧が急に下がり出し
- めまい
- 眠気
- 立ちくらみ
- 意識障害
などの異常がかんきつ類と高血圧の薬の同時摂取で起こることがあるのです。
グレープフルーツの他にも
気をつけたいかんきつ類の果物として
- いよかん
- スィーティー
- 夏みかん
- ポンカン
- 八朔
- 金柑
- サワーオレンジ
などがあります。
高血圧の薬に影響をしないかんきつ類の果物は
- バレンシアオレンジ
- レモン
- カボス
- 温州みかん
などがあります。
薬の飲み合わせは大切です。
医師・薬剤師の指示に従って服用してください。
こちらも参考に!⇒高血圧でも入れる医療保険を選ぶ3つのポイントとは?
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