低血圧を起こす怖い病気とは?
「低血圧は放っておいても問題ないから
様子をみても大丈夫ですよ。治療の必要なんてありません」
とお医者さんから言われても心配してしまうことだってあります。
実際、低血圧状態を放置しておくと死亡してしまうほどの
怖い病気になっていることだってありますから。
この記事では低血圧を起こす怖い病気をご紹介します。
低血圧を起こすこともある怖い病気
心筋梗塞は心臓の血管が詰まってしまい
血液の流れが止まり、死亡してしまうこともある非常に怖い病気です。
心筋梗塞の症状としては胸の激痛です。
激痛は30分以上続きます。
血液の流れが止まってしまうと
血液が流れないところの組織は死んでいきます。
心臓は全身にポンプの力を利用して血液を送る臓器です。
心臓の組織が死んでしまうということはポンプが死んでしまうという意味です。
そのため全身に血液を送ることができなくなります。
ところで血圧というのは心臓から血液を送るときの圧力のことです。
要するに『ポンプの強さ=血圧』です。
心筋梗塞を起こし全身に血液を送るポンプが死んでしまうということは
血圧が限りなく0に近づいていきます。
つまり心筋梗塞を起こすと低血圧状態になることがあるわけです。
心筋梗塞以外にも
- 心筋症
- 心筋炎
- 大動脈弁狭窄症
などがあります。
胃や十二指腸に潰瘍ができると
胃や腸の痛みなどから食欲も落ち、
また潰瘍による出血で栄養失調状態に陥ることがあります。
そして貧血になってしまうことがあります。
血圧は先ほど、心臓のポンプの力だといいましたが
他にも血液量の影響も受けます。
血液量が減ると、つまり貧血になると低血圧になりやすいです。
したがって胃や十二指腸に潰瘍ができ、結果的に貧血を起こすと
低血圧になることがあります。
他にも腫瘍(ガン)や副腎不全という病気でも低血圧を起こすことがあります。
いずれも怖い病気です。
もっと低血圧の怖さについて知りたい方はこちらの書籍をご覧ください。
⇒本当は怖い「低血圧」 [ 永田勝太郎 ]
こちらも参考に!⇒低血圧改善につながるツボは?