起立性低血圧で失神が起こる原因とは?
ここでは起立性低血圧によって失神が起こる原因について解説します。
まずそもそも失神は気絶ともいいます。
いきなり意識を失うことを失神とか気絶と言います。
ただ、長時間意識を失うことは意識不明と言って失神とは違います。
つまり、失神とは短時間気を失うことをいいます。
失神は脳が正常に働かなくなることで起こります。
ではなぜ脳が正常に働かなくなるのか?というと
酸素や血液が脳に届かなくなるためです。
しかも失神は一時的に意識を失うことなので
血液や酸素が脳に届かなくなるといっても一瞬の話です。
次に脳に酸素や血液が届かなくなる原因に何が考えられるでしょう?
たとえば心臓病です。
心臓は脳や足など、全身に血液を送るためのポンプの役割をしています。
心臓病になり、心臓のポンプとしての機能が落ちると脳に血液を送る力が落ちるわけです。
その結果、脳に血液を送ることができず失神することがあるのです。
他にもこの記事のテーマである起立性低血圧でも失神を起こすことがあります。
起立性低血圧は座っている状態から急に立ち上がるときに起こります。
急に立ち上がると一瞬血液を脳に送ることができず、
めまいや立ちくらみ、失神などの症状がでることがありこのことを起立性低血圧と言うのです。
座った状態と立った状態では足元の血液を脳に送るときに使う心臓のパワーが違います。
座った状態が続くと、軽い力で脳に血液を送ることが出来ても
立っている状態だと、強い力がないと脳に血液を送ることができません。
だから、座った状態から急に立ち上がることで
一瞬体がうまく対応できず、脳に血液を送ることができなくなり
失神してしまうことがあるのです。
最後にまとめますと、失神とは短い時間気を失うことです。
失神は脳に血液を送ることができないために
脳の働きがうまくいかなくなることが原因で起こります。
起立性低血圧は脳に血液を送ることができなくなるために起こるため
失神などの症状がでるということです。
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