血圧の上が70と低いのは大丈夫?
検診や、献血のときなどに血圧を測りますよね。
ご自宅で、定期的に測る方もいるでしょう。
血圧の上が70って低すぎて危険なのでしょうか?
血圧の正常値は、年齢により多少異なりますが、
最高血圧130mmHg/最低血圧85mmHgといわれています。
正常より高い状態を高血圧、低い状態を低血圧といいます。
高血圧の危険性はご存知の方も多いと思います。
しかし低血圧の危険性についてはあまり知られていません。
血圧もあまり下がり過ぎると体に危険が及ぶかもしれません。
血圧が低くなる原因はいくつかあげられます。
小学校の頃,じっと立っていると急に「バタッ」と倒れる子がいましたよね。
これは体の成長に自律神経の成長が追いつかないことで起こります。
血圧が低くなるのは自律神経の働きが鈍い人に多く
若い女性や、子供に多くみられます。
通勤途中に急に立ちくらみやめまいで倒れてしまう人もいます。
その場合,血圧を測ると上が70を切っていることもあります。
激しい外傷や脱水症状などで一時的に急激に血圧が下がることがあります。
このときは,しばらく安静にすると血圧は正常に
戻ることが多いですが,改善しない場合は医師の診察を受けましょう。
他の病気が引き金になり低血圧になることがあります。
主に,内臓の病気や,治療のための投薬の影響で血圧が低下することがあります。
この場合は、原因となる病気の治療を行うことで低血圧も改善されることがあります。
血圧が低くなると、血流が悪くなり脳への血流も乏しくなり動きが鈍くなったり
だるいと言った症状もおこります。
また臓器への血流も乏しくなり
酸素や栄養が届きにくくなり胃もたれや食欲不振になりやすくなります。
女性の場合は生理の時に血液が出てしまうので
血圧が下がり、より低血圧の症状がひどくなります。
日常的に血圧が70前後と低い方は,
「何か異常があるのでは」と心配になることでしょう。
血圧が低い原因には、先ほど挙げたように自律神経の働きが弱かったり、
血液の量が少ないということがあります。
遺伝により、慢性的に血圧が低い方もいます。
血圧が70前後で低い場合でも,
日常生活に支障を及ぼさなければ、あまり心配しなくてもよいでしょう。
しかし血圧を上げる作用の薬は限られているので
食生活を改善してみるのもいいかもしれません。
こちらも参考に!⇒血圧はどれくらい低いと危険?
関連ページ
- 血圧が低い!原因は何?
- 血圧が低い場合に考えられる原因について解説しました。
- 血圧が低いとどんな症状がでるの?
- 血圧が低いとどんな症状がでるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 血圧が低いのに脈拍が早いのはどうして?
- 血圧が低いのに脈拍が早いのはどうしてでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 血圧の低い高齢者に見られる特徴とは?
- 血圧の低い高齢者に見られる特徴についてわかりやすく解説しました。
- 血圧が低いのは心臓が関係しているの?
- 血圧が低いのは心臓が関係しているのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 血圧はどれくらい低いと危険?
- 血圧はどれくらい低いと危険な状態になるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 血圧が低い状態になる理由とは?
- 血圧が低い状態になる理由についてわかりやすく解説しました。
- どれくらいの数値が血圧が低いっていうの?
- どれくらいの数値が血圧が低いっていうのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- 妊娠の血圧が低い状態になる原因は?
- 妊娠の血圧が低い状態になる原因についてわかりやすく解説しました。
- 高齢者で血圧が低い状態になる原因は?
- 高齢者で血圧が低い状態になる原因をご紹介しています。
- 血圧が低い時に考えられる3つの病気とは?
- 血圧が低い時に考えられる3つの病気についてわかりやすく解説しました。