メトリジンは自律神経に影響を与えるお薬なの?
起立性調節障害は自律神経の調節がうまくいかないために起こる病気です。
症状としては
- めまい
- 立ちくらみ
- 集中力が落ちる
- 頭痛
- 吐き気
などがあります。
起立性調節障害について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒起立性調節障害とうつ病の違いとは?
病院で起立性調節障害だと診断されたら
たいてい最初に処方されるお薬はメトリジンです。
メトリジンは自律神経を刺激するお薬です。
自律神経は自分の意志で動かすことのできない筋肉を動かす神経のことです。
たとえば胃や腸を自分の意志で動かすことはできません。
でも、自律神経なら胃や腸の動きを調節することができます。
自律神経は他にも心臓や血管などにも作用します。
自律神経には
- 交感神経
- 副交感神経
の2種類があります。
興奮しているときには交感神経が
リラックスしているときには副交感神経が活発になります。
だから興奮しているときには交感神経が働き心臓はドキドキと鼓動が早くなります。
でもリラックスしているときには副交感神経が働き心臓の鼓動はゆっくりになります。
メトリジンは自律神経の中でも交感神経を刺激するお薬です。
交感神経は興奮する方の神経です。
だからメトリジンが血管に作用するとギュッと収縮して血圧は上がります。
興奮したら血圧は上がりそうなのはなんとなくわかっていただけるでしょう。
起立性調節障害は低血圧も関係しています。
メトリジンを服用することで交感神経を刺激し血圧が上がることで体の状態がよくなっていくわけですね。
最後にまとめますとメトリジンは自律神経の中でも交感神経を刺激するお薬です。
続いてこちらの記事をご覧ください。
「メトリジンは自律神経に影響を与えるお薬なの?」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
関連ページ
- 起立性調節障害の治療薬メトリジンの注意点とは?
- 起立性調節障害の治療薬メトリジンの注意点についてわかりやすく解説しました。
- メトリジンとリズミックの違いとは?
- メトリジンとリズミックの違いについてわかりやすく解説しました。
- 酔い止めのお薬とメトリジンの関係
- 酔い止めのお薬とメトリジンの関係についてわかりやすく解説しました。
- メトリジンの副作用は?
- メトリジンの副作用についてわかりやすく解説しました。
- メトリジンが起立性低血圧の治療で使われる理由は?
- メトリジンが起立性低血圧の治療で使われる理由についてわかりやすく解説しました。
- メトリジンを飲むと動悸がひどくなることってある?
- メトリジンを飲むと動悸がひどくなることってあるのでしょうか?わかりやすく解説しました。
- メトリジンと飲み合わせの悪いお薬はコレ!
- メトリジンと飲み合わせの悪いお薬をご紹介します。
- メトリジンの作用時間は?
- メトリジンの作用時間について解説します。