血圧の下が高い場合に考えられる病気とは？
血圧には
- 下の血圧（拡張期血圧）
- 上の血圧（収縮期血圧）
の2つがあります。
上の血圧は心臓から血液が全身に送られるときのものです。
下の血圧は心臓に戻るときのもので、心臓から離れた末梢血管の状態がわかります。
この記事では血圧でも下が高い場合にどんな病気が考えられるのか？解説していきます。
血圧でも下が高い場合に考えられる病気は？
結論としては動脈硬化が原因で心筋梗塞や脳梗塞と言う恐ろしい病気が起こりやすくなります。
下の血圧が高い原因は心臓から離れた末梢血管中の血液の流れが悪いことです。
末梢血管の血液の流れが悪いから血圧を上げて心臓に血液を戻そうとしているのです。
末梢血管の血液の流れが悪くなる原因の代表選手が動脈硬化です。
動脈硬化は将来的には心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
なぜ動脈硬化によって心筋梗塞や脳梗塞になるのでしょう？
動脈硬化は動脈という血管の内側が硬く狭くなってしまう状態をいいます。
血管が狭くなればなるほど、中を通っている血液の流れが悪くなってしまいます。
脳梗塞や心筋梗塞といった『梗塞』というのは
血液の塊である血栓や、血液以外の物質が血管に詰まることで
血液が流れなくなり、周辺が壊死してしまう病気です。
つまり、動脈硬化になり血液の流れが悪いと
それだけ血管が詰まる確率が上がるため、脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなるわけです。
まとめますと
血圧でも下が高い
↓ ↓ ↓
動脈硬化が進み血管の内側が狭くなる
↓ ↓ ↓
血管が詰まりやすくなる
↓ ↓ ↓
動脈硬化や心筋梗塞という恐ろしい病気になる
ということです。
動脈硬化について興味がある方はこちらをご覧ください
⇒動脈硬化を防ぐおいしいレシピ [ 植木もも子 ]
こちらも参考に！⇒下の血圧が高い時の症状は？
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