妊娠高血圧腎症と産後の関係
妊娠高血圧腎症と産後の関係について解説します。
胎盤はお母さんの子宮にくっついて赤ちゃん細胞がその壁の中で育っていきます。
子宮側の血管の壁を一度こわしてより多くの血液が赤ちゃんに流れるように
血管の壁のしくみを作り直します。
妊娠高血圧腎症はこの大切な血管が傷むことにより起こる病気です。
出産し赤ちゃんが生まれた後胎盤はお母さんの身体から?がれ出てきます。
傷んだ血管の壁も壊れ新しく作り直されます。
すると妊娠高血圧腎症の症状だった
血圧は下がりだして改善されるケースがとんどです。
しかし妊娠高血圧腎症が重症だった人は、
お産後もしばらく血圧が高い状態や尿にタンパクが出ることがあります。
妊娠高血圧症候群の後遺症と呼ばれます。
お産後も予防する薬を続けることが必要です。
妊娠高血圧腎症が重症ではなかったのに
お産後84日以上の間、血圧が高い状態や尿にタンパクが出続ける場合は、
何か他の病気がないか詳しく調べてもらいましょう。
妊娠高血圧腎症だった人は正常の妊娠の人と比べると
お産後数十年後に生活習慣病になりやすいと言われています。
- 高血圧
- 脳血管障害
- 虚血性心疾患
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 腎疾患
などが見つかるケースが高いことが報告されています。
出産後も食事や生活習慣などの健康管理には
十分注意することが必要です。
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