新生児が低血圧になる原因は?
新生児が低血圧になる原因には
- 先天性副腎過形成症
- 持続性肺高血圧症
などがあります。
先天性副腎過形成症
先天性副腎過形成症は副腎酵素欠損症の一種です。
副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの出来る過程で
必要な酵素の先天的異常が原因と言われています。
先天性副腎過形成症の検査は
出産した病院で生後数日で行うガスリー検査でわかります。
先天性副腎過形成症の主な症状は
- 低血圧
- 低血糖
- 高カルシウム血症
などです。
また血液中の塩分の調節が上手くできなくなります。
その結果、脱水症状を起こしやすくなります。
持続性肺高血圧症
本来新生児は出生後すぐに肺に酸素を送るために
肺に血液を運ぶ動脈が拡張します。
しかし持続性肺高血圧症の場合は
肺につながる動脈が十分に拡張できなくなります。
その結果、血管が収縮した状態が続くため
肺に十分な血液が行き渡りません。
そのため、血液中の酸素の量が少なくなってしまいます。
血液の酸素濃度が低いためにチアノーゼになることもあります。
また、血圧が低い低血圧になるため
脈が弱くなったり、皮膚が青白くなることがあります。
新生児が低血圧になる原因は、先天性のものや
肺疾患など他の病気が関係していることが多くあります。
また、早急な治療が必要になるため注意が必要です。
こちらも参考に!⇒妊娠中に血圧低い原因は?
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