メトリジンが起立性低血圧の治療で使われる理由は?
急に座ったり立ち上がった時に起こるめまいやふらつき。
このような症状を起立性低血圧といいます。
起立性低血圧は急に体制を変えたことにより急激に血圧が下がり、
脳への血流が減ってしまうことで起こります。
子供の頃、朝礼でバタッと倒れる子がいましたよね。
これも多くは起立性低血圧が原因と言われています。
今回は起立性低血圧の治療に良く使われる「メトリジン」について調べてみました。
メトリジンは交感神経を刺激し心臓から送り出す血液の量を増やし血圧を上げる薬です。
メトリジンを服用することで血圧が上がるため
起立性低血圧が改善できるという理由で処方されます。
またメトリジンは心臓や脳血管への影響が少なく
効果が穏やかなため、副作用が少ない特徴があります。
副作用が起こるのは稀です。
ただメトリジンの副作用として
- 発疹などのアレルギー反応、
- 吐き気、
- 食欲不振
- 動悸
などが起こることがあります。
そのような症状が出た時は薬の服用は控え、かかりつけ医や薬剤師に相談しましょう。
メトリジンは口の中で溶ける錠剤です。起床時にも飲みやすい薬です。
また水なしでも飲め口の中で速やかに溶けるので
カプセルや錠剤を飲むのが苦手な方でも大丈夫です。
起立性低血圧は、起床時にベットから立ち上がるときに起こることもあるので
横になったまま服用できるメトリジンはとても便利です。
これも起立性低血圧でメトリジンが処方される理由の一つです。
メトリジンは不眠を起こすことがあるので
服用は、起床時、昼の2回が良いでしょう。
以上、メトリジンと酔い止めの関係について解説しました。
こちらも参考に!⇒酔い止めのお薬とメトリジンの関係
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