至適血圧と低血圧は何が違うの？
血圧のことを勉強していると至適血圧とか低血圧という言葉が出てきて
頭がパニックになり息が荒くなってしまうことがあります。
まず正常血圧とは収縮期血圧が130mmHg未満で
拡張期血圧が85mmHg未満のことをいいます。
それで頭がパニックになりやすい至適血圧とは
収縮期血圧が120mmHg未満で
拡張期血圧が80mmHg未満の場合をさします。
低血圧と至適血圧の違いは何なのでしょうか
至適血圧とは世界保健機関により国際基準で定められている、
健康的で理想的な血圧値のことです。
理想的な血圧とは心臓とか腎臓といった血圧に関係する臓器が
病気になって命取りにならないための理想的な数値です。
より長生きを望まれる人は正常血圧を参考にするのではなく、
至適血圧の基準値を参考にした方がよいでしょう。
ただなかなか至適血圧を維持するのは難しいですけどね。
至適とはこれくらいだと動脈硬化などを起こしにくい、
ちょうどよい最適な血圧ということなのです。
これに対して低血圧というのは
上の血圧が100㎜Hg以下で下の血圧が60㎜Hg以下を指します。
至適血圧が上が120㎜Hgで下が80㎜Hg以下なので
低血圧と上が100㎜Hg以下、下が60㎜Hg以下とかぶりそうな感じがします。
ですが至適血圧は低血圧の上が100㎜Hg、下の60㎜Hgを含みません。
つまり詳細な記述はありませんが至適血圧は上が120㎜Hg以下で100㎜Hg以上
下が80㎜Hg以下で60㎜Hg以上という認識で大丈夫です。
とはいえ低血圧の基準値は低すぎるように感じますが
特に症状などなければ問題になりません。
こちらも参考に！⇒高血圧と至適血圧ってどう違う？
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