メトリジンと飲み合わせの悪いお薬はコレ!
メトリジンは低血圧のお薬です。
具体的には起立性低血圧という病気の治療で使われることが多いです。
この記事ではメトリジンと飲み合わせの悪いお薬をご紹介します。
メトリジンは低血圧の改善に有効なお薬です。
ですが、別のお薬と一緒に飲んだ場合、
飲み合わせが最悪だと命の危険が生じることもあります。
そういった意味でも以下、ご覧ください。
メトリジンと飲み合わせの悪いお薬は?
メトリジンと飲み合わせが最悪なお薬は『交感神経刺激薬』に分類されるものです。
メトリジンも、交感神経を刺激することで血圧を上げるお薬だからです。
つまりメトリジンによって交感神経を刺激すると同時に
別の交感神経刺激薬でも交感神経を刺激するために、
交感神経が刺激されすぎるわけです。
私たちには自律神経という神経があります。
自律神経は自分の意志で動かせないものを動かす神経のことです。
たとえば心臓や血管は自律神経の指示で動いています。
まさか自分の意志で心臓や血管を動かしている人はいませんね!?
- 交感神経
- 副交感神経
の2つがあります。
リラックスしているときには副交感神経が働き
緊張しているときには交感神経が働きます。
たとえば血管は緊張していて交感神経が働いたら収縮しますし
リラックスして副交感神経が働いたら拡張します。
低血圧は副交感神経が働いて血管が拡張しています。
したがって低血圧のときに使用するメトリジンは交感神経を刺激し
血管を収縮させ血圧を上げるわけです。
- ナファゾリン(プリビナ)
- フェニレフリン(ネオシネジン)
と一緒に飲むと、血管の収縮作用が強く出すぎてしまいます。
血管は心臓とも関係しているため、作用が強く出ると心臓に負担がかかってしまうことがあります。
最悪心臓が止まってしまい、死亡してしまうことだってありえるのです。
最後にまとめますとメトリジンと最悪の飲み合わせは
交感神経刺激薬です。
- ナファゾリン(プリビナ)
- フェニレフリン(ネオシネジン)
などがあります。
こちらも参考に!⇒メトリジンの副作用は?
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