血圧の変動の原因は?
「私は血圧が高い」という人がいれば「私は血圧が低い」という人もいます。
ただ、同じ人でも血圧は朝と夜では違いますし運動したり食事をしても変わってきます。
だから血圧を測るときによっては本当は正常なのに高血圧になってしまったり
低血圧になってしまったりするのです。
そういった意味では血圧が変動する原因について知っておいて損はないでしょう。
ここでは血圧の変動の原因について解説します。
血圧の変動する原因とは?
まず血圧は1日の中でも変動します。
このことを血圧日内変動といいます。
朝起きた時の血圧は誰でも低めです。
起きてから少しずつ血圧は上がっていきます。
夕方の血圧は一番高くなります。
そして夜寝る時間になるにつれ少しずつ血圧は下がっていきます。
寝る時間が最も血圧が低いです。
こんな感じで普通に生活していても血圧は変わります。
食後1時間の間は血圧が上がります。
ほろ酔い程度のお酒なら血圧は下がります。
でも浴びるほどのお酒なら最初血圧が下がってもその後上がります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒血圧が高い時の飲酒は問題ない?
喫煙をした後血圧は上がります。
シャワーを浴びるだけでも交感神経が活発になり血圧が上がります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒朝の低血圧対策にシャワーはどうなの?
運動をしているときには血圧は上がります。
運動したり興奮したりすると交感神経が活発になるからです。
交感神経が活発になると血圧は上がり
副交感神経が活発になると血圧は下がります。
「交感神経とか副交感神経という意味がよくわかりません」
という方はこちらの記事をご覧ください。
⇒メトリジンは自律神経に影響を与えるお薬なの?
不安がっていたり緊張していると交感神経が活発になり血圧が上がります。
冬のように体が寒いと感じると血圧が上がります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒冬の高血圧対策は3つある!わかりやすく解説します
塩分の多い食事は血圧が上がる原因です。
塩分で血圧が上がる理由はこちらの記事をご覧ください。
⇒高血圧の食事で注意すべき3つのポイントとは?
こんな感じで血圧の変動の原因はたくさんあります。
ちょっとしたことで血圧が変動するわけですね。
上記の内容を理解したうえで血圧を測ることで
「あ、今は血圧が上がるのは当たり前だから仕方がないな」
と自分に言い聞かせることができます。
血圧は説明しましたが不安や緊張でも上がります。
この記事の内容を理解していれば、血圧測定の結果で不安になりにくくなります。
その結果、自分の血圧と冷静に向き合えるようになるので
この記事をできればブックマークなどに入れて保存しておいていただけるとうれしいです。
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