高血圧と至適血圧ってどう違う?
血圧と言えば高血圧と低血圧が有名です。
他にも血圧には至適血圧があります。
至適血圧とは収縮期血圧(上の血圧)が120未満で、
しかも拡張期血圧(下の血圧)が80未満の状態を指します。
至適血圧の状態だと血圧に関する病気になりにくいことがわかっています。
血圧に関する病気とは、たとえば動脈硬化です。
至適血圧だとそういった血圧に関する病気になりにくいわけです。
そういった意味でも、毎日の血圧測定時に至適血圧を目指すように
食事について考えたり、ストレスを解消するようにしましょう。
たとえば、今回の記事でも解説する高血圧は
- 肥満
- 暴飲暴食
- ストレス
- 塩分の多い食事
などが原因で起こることがわかっています。
高血圧には
- 軽症高血圧(T度高血圧)
- 中等度高血圧(U度高血圧)
- 重症高血圧(V度高血圧)
- 孤立性収縮期高血圧
があります。
軽症高血圧
収縮期血圧が140〜159mmHg
または
拡張期血圧が90〜99mmHg
をいいます。
中等度高血圧
収縮期血圧が160〜179mmHg
または
拡張期血圧が100〜109mmHg
をいいます。
重症高血圧
収縮期血圧が180mmHg以上
または拡張期血圧が110mmHg以上
をいいます。
孤立性収縮期高血圧
収縮期血圧が140mmHg以上
かつ
拡張期血圧が90mmHg未満
をいいます。
最後にまとめますと至適血圧は血圧が関係する病気になりにくい状態で
高血圧はめまいなどの症状が出て来る血圧が高い状態をを指します。
そういった意味で、高血圧と至適血圧は違います。
高血圧の原因についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒高血圧の原因に関する記事一覧
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