血圧低いと出る症状とは？
血圧低いとどんな症状がでるのでしょうか？
まずそもそも血圧が低い状態を低血圧といいます。
世界保健機構（WHO）の定義によると
上の血圧が100㎜Hg以下、下の血圧が60㎜Hg以下の状態を
低血圧（血圧低い状態）といいます。
血圧が高い状態だと脳梗塞やくも膜下出血などの
突然発症して命を落とす病気の危険性があります。
だから高血圧の場合にはすぐに治療が開始されます。
血圧が低い状態でも何らかの症状が出ている場合には
重い病気になっている可能性があります。
そこでこの記事では血圧低い状態で起こりうる症状について解説します。
血圧が低いために起こる症状
たとえば高血圧の患者さんが血圧を下げるお薬を飲んだとします。
そしてお薬が効きすぎると血圧が下がり意識が朦朧としてくることがあります。
血圧を下げるお薬以外にも抗うつ剤でも
血圧が低い状態になり意識障害や手足のしびれの症状がでることがあります。
意識障害や手足のしびれは急激に血圧が下がった場合に起こる症状です。
これに対してめまいや倦怠感は
血圧が低い状態が長期間続いた結果起こる症状です。
めまいや倦怠感も降圧剤や抗うつ剤の副作用で起こります。
お薬の副作用以外でも血圧が低い状態が
長期間続くことでめまいや倦怠感の症状が出ることがあります。
本態性低血圧で起こりやすい症状です。
本態性低血圧とは明らかな原因がないのに
血圧低い状態が続くことをいいます。
本態性低血圧の方に寝起きが悪くなったり冷え性の症状が起こります。
他にも肩こりやめまいの症状が出ることがあります。
起立性低血圧の患者さんに起こりやすい症状が立ちくらみです。
以上で血圧が低い場合に起こる症状についての解説を終わります。
もっと低血圧について知りたい方はこちらの書籍をおすすめします。
⇒本当は怖い「低血圧」 [ 永田勝太郎 ]
こちらも参考に！⇒血圧低い3つの原因とは？
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