高血圧の方!運動が危険な2つの場合をご存知ですか?
高血圧の改善に運動することはよいことです。
なぜ運動をすると高血圧の改善につながるか?についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒高血圧に運動は?関係について解説します
ただ、すべての高血圧の患者さんに運動がおすすめというわけではありません。
運動をすることが危険な方もいます。
また、どんな運動でも高血圧の改善につながるわけではありません。
かえって高血圧を悪化させる危険な運動もあるのです。
この記事では高血圧の方がやってはいけない危険な運動と
どんな方が運動をしてはいけないのか?解説します。
高血圧の方へ!運動することが危険な2つの場合について
まず高血圧の方におすすめの運動は有酸素運動です。
有酸素運動は簡単にいうと、20分以上続けるジョギングやウォーキングのことです。
他にもサイクリングや水泳も有酸素運動になるのでおすすめです。
逆に筋トレはすべての高血圧の患者さんにとって危険です。
運動をして血圧を下げるには
有酸素運動のようなに0分以上かけてゆっくり行う必要がありまう。
運動を開始した直後は体が興奮するので、
有酸素運動であっても筋トレであっても血圧は上がります。
でも、20分くらい続けて運動すると体がポカポカ温かくなってきます。
体が温かくなると血管は拡張し、血圧が下がり始めるのです。
有酸素運動はまさに20分以上続ける運動なので血圧が下がるわけです。
でも、筋トレを20分以上連続で続ける方はいません。
血圧が一気に上がっておしまいです。
これでは高血圧を悪化させる危険性があります。
したがって筋トレはすべての高血圧患者さんにとってNGです。
筋トレの代表例は腕立て伏せや腹筋、バーベル上げなどです。
具体的には上の血圧が180以上、下の血圧が105mmHg以上の方は
有酸素運動や筋トレ、つまり運動全般が危険です。
先ほども申しましたが運動を開始した直後はどんな運動でも血圧が上がります。
その後、運動を続けることで血圧が下がっていくわけです。
ところが、すでにこれ以上ちょっとでも血圧が上がったら
倒れてしまう危険のある方が運動をしたらどうなるでしょう?
運動による、ちょっとした血圧の上昇でも命とりなわけです。
したがって、高血圧の方の中でも血圧が高い方、
具体的には上の血圧が180以上、下の血圧が105mmHg以上の方は運動自体危険です。
もしそれでも運動をしたいと思っているなら
一度主治医の先生と相談することをおすすめします。
以上、高血圧の方にとって運動が危険になる2つのパターンでした。
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